今年も下記の日程で、青年・学生講習会が開講されます。皆さんのご受講を、心よりお待ちしております。(なお詳細や講習に向けての活動情報は、後日WEBに掲載いたします)
「祈る人生を身につける」青年講習会
日時: 8月10日(金)〜12日(日)
受付: 10日 19:00〜 (金曜日夜からの受付です)
終了: 12日 17:00予定
持参品 御聖経・みうた千首2(それぞれ本庁で拝受できます)・動きやすい服装
「祈る力・学ぶ力・生きる力体得」学生講習会
日時: 8月17日(金)〜19日(日)
受付: 17日 9:30〜
終了: 19日 15:00予定
対象: 中学1年生〜高校3年生
持参品 御聖経・みうた千首2(それぞれ本庁で拝受できます)・動きやすい服装(帽子・タオル・運動靴含む)
お問い合わせ
各(支)教会もしくは、善隣教青年本部(seinen@zy40.com)までお願いします。
魚雷発射場跡をバックに記念撮影
6月10日(日)、山口県周南市大津島にある、回天記念館にて、平和学習会を行いました。
回天とは太平洋戦争末期、「天を回らし、戦局を逆転させる」という願いをこめて、戦況が悪化し、窮地に陥った日本が起死回生のために構想された、人間魚雷です。人間魚雷とは、魚雷に大量の爆薬を搭載し、兵士自らが操縦して敵艦に体当たりする特攻兵器です。国のため、愛する人を守るために、多くの若者たちが回天に乗り込み、この大津島の基地から出撃して行きました。
記念館では、この回天がテーマとなった映画「出口のない海」のロケで実際使われた回天の模型や、出撃して行った兵士たちの遺書、兵士が実際に身にまとっていた衣類など、当時のお話もふまえて、私たちは尊い人の命を犠牲にしてしまう、戦争の恐ろしさ、愚かさに触れる事が出来ました。そして回天出撃兵士の慰霊碑の御前では、慰霊の祈りを捧げさせていただきました。
敗戦後、日本は戦争を放棄し、他と共存する平和な道を歩み始めました。しかし世界を見渡せば、まだまだ戦災にあえぐ人たちが大勢おられます。武器を持たない平和な世の中の建設のためには、まず私たちが戦争の愚かさ、平和の尊さを学び、考え、そして一人でも多くの人にお伝えする事、それが私たち善隣信徒の使命である事を再認識させていただきました。
そして今回の平和学習会において、お世話していただいた回天記念館の皆様、本当にありがとうございました。
(コメントはこちらからどうぞ)
PHOTO
「地獄の石段」と呼ばれた兵舎への石段跡
人間魚雷「回天」の模型
戦没した回天出撃兵士の遺影
回天出撃兵士の遺書
慰霊の祈りを捧げる青年部員
戦没した回天出撃兵士の名前が刻まれた石碑たち
青年幹部の皆さんへ
明日9日は、青年幹部会議です。今回の会議では、来る8月の青年・学生講習会について話し合われます。また翌10日は、青年平和学習となっております。幹部の皆さん、ご参加ください。
期日:6月9日 午後9時
場所:善隣教本庁講堂